Recustomer、ECサイトで購入商品の配送状況確認可能な新サービスの提供開始

Recustomer、ECサイトで購入商品の配送状況確認可能な新サービスの提供開始

トラブルによる遅延の通知も、新たな顧客接点創造

小売事業者がECサイトで取り扱っている商品の返品や交換に関する業務を効率化できるツール「Recustomer(リカスタマー)」を提供しているスタートアップのRecustomerは7月5日、商品購入後に新たな顧客接点を創造し、ユーザーをリピーターへつなげられるようサポートする新サービス「Recustomer Tracking」を同日公開したと発表した。

8月31日まで同サービスの利用料金を無料とするキャンペーンを実施する。8月31日までの期間内にEC運営支援のShopifyアプリ「Recustomer」をダウンロードした人が対象。

「Recustomer Tracking」は商品追跡ページの作成・配送ステータスと到着予定日の表示・配送情報に関する通知を行えるのが特徴。ECサイトで買い物をした利用者は購入商品の配送状況をいつでも確認できるようになる。また、商品追跡ページにクーポンやおすすめ商品の情報、SNSへの導線などを表示、新たな顧客接点を生み出せるようにしている。

主な機能として、商品の配送状況や配送トラブルによる遅延の通知などをSMSやメールで自動的に送信し、開封率60%を実現する「SMS・メール自動通知機能」を備えている。内容はHTMLでカスタマイズできるため、ブランディングされたメールやマーケティングメールも送信可能です。これまでEC事業者に来ていた配送に関する問い合わせ件数の削減にもつながるとみている。

また、商品ごとの期間設定による「配送ステータス・到着予定日の表示」にも対応。買い物客の「いつ届くかわからない」という不安を払拭し、購入体験の向上を実現する。

また、注文後のマーケティングを可能にする「追跡ページのカスタマイズ」は、配送状況の追跡ページをノーコードで簡単に作成できる。ブランディング施策に生かすのに加え、バナーを活用してSNSへの導線を作ったり商品レビュー依頼・おすすめ商品を表示したりとマーケティング施策が可能になる。今まで存在しなかった“購入後の顧客接点”を新たに創造する。

(藤原秀行)※写真はいずれもRecustomer提供

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