第1号の千葉・浦安案件に続き、地域と共生した「物語る風景」実現目指す
総合不動産業のアライプロバンスは7月6日、東京都江戸川区東葛西で12月に着工予定の大型物流施設「アライプロバンス葛西A棟」のランドスケープデザイナーに、著名なデザイナー・建築家の菅原大輔氏(SUGAWARADAISUKE建築事務所)を選定したと正式発表した。
菅原氏はルイ・ヴィトンのポップアップショップなどの設計を手掛け、国内外で高い評価を得ている。同社が菅原氏を起用するのは、千葉県浦安市で昨年竣工した第1号案件「アライプロバンス浦安」に続いて2回目。
葛西A棟は旧江戸川に面した地形を生かしながら、アートオブジェを配した庭園や緑道を導入することを計画している。地域との共生を目指した「物語る風景」を目指しており、アライプロバンスは菅原氏の卓越した経験とセンスを最大限活用し、物流施設の差別化を図りたい考えだ。
アライプロバンス浦安の竣工イメージ
菅原氏(いずれもアライプロバンス提供)
菅原氏の経歴
1977 東京に生まれる
2000 日本大学理工学部建築学科卒業
2003 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了
2004 C+A Tokyo/シーラカンス&・アソシエイツ
2004 jakob+Macfarlane(フランス)
2005 Shigeru Ban architect Europe(フランス)
2007 SUGAWARADAISUKEを設立
2021 調布市まちづくりプロデューサー
2021 調布市景観観察審議委員
2022 東京電機大学未来科学部建築学科 准教授
(藤原秀行)