今後も需要見込めると判断
独立系ベンチャーキャピタル(VC)大手のグローバル・ブレインは7月6日、三菱商事が物流現場向けロボットを定額制で提供するサービス「Roboware(ロボウェア)」や倉庫の空きスペースと保管したい荷物をマッチングするサービス「WareX(ウェアX)」を手掛けるために設立した新会社「Gaussy(ガウシー)」に出資したと発表した。
グローバル・ブレインが運営する投資ファンドを通じて資本参加した。具体的な出資額は開示していない。
三菱商事本体から7月、Gaussyに両サービスを移管。Gaussyは三菱商事のほか、プロロジス、三井不動産、三菱地所、三菱HCキャピタル、三菱商事ロジスティクス、東京大学系投資会社の東京大学協創プラットフォーム開発の6社も出資している。
グローバル・ブレインは今後も物流ロボットや倉庫スペースと荷物のマッチングは需要が見込めると判断、出資を決めた。
(藤原秀行)※ロゴマークはグローバル・ブレイン提供