輸出入拠点としても活用可能
日本梱包運輸倉庫は7月7日、神奈川県厚木市に新たな物流拠点「厚木営業所」を開設したと発表した。
延床面積1万8835平方メートル。垂直搬送機・貨物用エレベーター・ドックレベラーを備え、様々な物流ニーズに対応できるようにしている。10トン天井クレーン・5トン門型クレーンを備えた木枠梱包場を完備し、横浜港や羽田空港といった港湾地区への良好なアクセスを利用して、海外への輸出入の拠点としても活用することが可能。
神奈川県のほぼ中央に位置し県内交通の便が良いのに加え、東名・新東名・圏央道の各ICから近く、東京方面、名古屋方面、関越道、東北道への東西北からの良好なアクセスが強み。今後、首都圏へのさらなるアクセス向上を図るため周辺道路の整備が計画されており、また近隣には新たに「森の里IC(仮称)」「厚木北IC(仮称)」の整備も予定され、利便性の一層の向上が期待されている。
小田急小田原線の愛甲石田駅から4キロメートル、神奈川中央交通バスの森の里青山バス停から徒歩2分。周辺エリアは住宅地と学園施設・先端技術産業の研究施設が立地するニュータウンに隣接しており、近隣にはスーパーや総合病院もあり緑豊かな環境で住みやすく働きやすい環境。労働力確保でも優位性があるとみている。
■厚木営業所 概要
【敷地面積】 12,302.17㎡
【構造規模】 鉄骨鉄筋コンクリート造
【延床面積】 18,834.49㎡
【有効高さ】 最大5.5m
【主要設備】 貨物用エレベーター(3.5トン/4.5トン)
垂直搬送機(1.5トン)
ドックレベラー
10トン天井クレーン
5トン門型クレーン
LED照明(倉庫・事務所)
非常用発電設備
営業所外観(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)