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ZMP、自動運転EVけん引車のリチウムイオン電池搭載新モデル先行受注開始

ZMP、自動運転EVけん引車のリチウムイオン電池搭載新モデル先行受注開始

空港の制限区域に加え、工場や港湾などでの活用も視野

ZMPは7月20日、空港の制限区域内のグランドハンドリング業務などで用いる自動運転EVけん引車「CarriRo Tractor 25T」の新モデルの先行受注を開始すると発表した。最大25トンの重量物を運搬できる。


新モデル(以下、いずれもプレスリリースより引用)

昨今さまざまな業界で課題となっている労働者不足の解決策として、貨物運搬の自動化の期待が高まっている。ZMPはそうした状況を受け、コンピューター制御が可能な自動運転EVけん引車「CarriRo Tractor」を開発してきた。

この度、中国のGSE(空港内特殊車両)専業メーカーWEIHAI GUANGTAI AIRPORT EQUIPMENT製のリチウムイオン電池搭載EVけん引車を採用した新ベース車体で提供を開始する。空港などのインフラに一切手を加えずに自動運転を始められるのがメリット。ZMPが独自開発した遠隔監視システム「ROBO-HI(ロボハイ)」を活用することで、遠隔での監視・操作や業務管理システムとの連携が可能になる。

Guangtaiは中国の威海市を拠点に、世界60カ国でけん引車をはじめとする空港向け車両を販売するGSE専業メーカー。充電時間が1時間以内などの急速充電にも対応可能なリチウムイオン電池を搭載したEVけん引車の開発・提供を手掛けている。Guangtaiの車両メーカーとしての技術・経験・知見と、ZMPが培ってきた自動運転技術・経験・知見を基に設計した自動運転に使用する各種センサー類と頭脳の役割を果たす自動運転ソフトウェア「IZAC(アイザック)」を組み合わせ、自動運転レベル4が可能な車両を、実運用を見据えた形で提案する。

今回の新ベース車両を活用して、空港向けグランドハンドリング業務の省人化に加え、工場敷地内の建屋間で部品や材料を運んだり、港湾でコンテナを輸送したりといった場面で実運送作業を自動化することも視野に入れている。

CarriRo Tractor 25Tは、本格受注に先立ち、同日に先行受注を開始、ユーザーからの要望を受けて仕様を協議の上、製造開始を予定している。

【新CarriRoTractor 25T主な仕様】

全長×全幅×全高
3,175mm/1,596mm/2,185mm
車両重量
4,000kg
最高速度
非けん引時:25km/h けん引時:15km/h
ハンドル
けん引能力
25t
自動運転の方式
自律型(インフラに手を加えずに自動運転)
基本機能
自己位置推定、障害物認識、車両制御、マニュアルモード・自動制御モード切替 等


センサー搭載イメージ

(藤原秀行)

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