双日、ボーイングと航空分野のサステナビリティ実現と次世代エアモビリティ推進へ連携

双日、ボーイングと航空分野のサステナビリティ実現と次世代エアモビリティ推進へ連携

環境負荷低い航空燃料SAFの活用拡大など目指す

双日は8月15日、米大手航空機メーカーのボーイングと、航空分野でのサステナビリティ実現と次世代エアモビリティの推進に関する覚書を締結したと発表した。

環境負荷が低い航空燃料「SAF」の活用拡大を図るほか、電気やハイブリッド、水素など新しい推進システムの技術開発を共同で進め、航空分野の温室効果ガス排出削減への貢献を目指す。

双日は1956年から65年以上にわたってボーイングの航空機代理店を務めている。航空宇宙分野の脱炭素化、技術革新で知見を持つボーイングの協力を得たい考え。


覚書を締結した双日の藤本昌義社長とボーイングジャパンのウィル・シャファー社長(双日提供)

ボーイングは日本国内に研究開発拠点を開設し、日本企業や研究機関と連携しながら、次世代の航空機に深く関わる持続可能な技術や将来の飛行コンセプトに関する研究を進めることを発表済み。双日は次世代エアモビリティの普及促進を図る。

(藤原秀行)

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