グローバルの投資協業活動を加速、シンガポールなどでも検討
商船三井グループでスタートアップ投資を担うCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)のMOL PLUSは8月19日、英国のロンドンに拠点「MOL PLUS UKデスク」を7月オープンしたと発表した。同社が海外に拠点を構えるのは初めて。
「MOL PLUS UKデスク」は、商船三井の100%子会社「MOL (Europe Africa) Ltd.」の新規事業メンバーが兼任し、同社オフィスを拠点として活動。欧州地域で環境・再生可能エネルギー関連を中心とする新技術・新事業の探索を、地場を拠点に行い、投資・協業活動の創出を増加させるとともに、よりスピーディーな連携を行える体制を実現する。
MOL PLUSは「MOL PLUS UKデスク」の開設に続き、シンガポールやその他の重点地域へもグローバルデスクを設置することを検討している。グローバル海運CVCとして着実に成長を果たしていきたい考え。
(藤原秀行)
MOL (Europe Africa) Ltd.の新規事業メンバー(MOL PLUS提供)
(藤原秀行)