支援策の一環、走行距離に応じ副収入
CBcloudは、荷物と車両のマッチングサービス「PickGo(ピックゴー)」に登録しているドライバーの支援策の一環として、配送に使っている車両に広告を貼り、走行距離に応じた副収入が得られる取り組みを開始した。
8~9月の間、まず愛知県内でトライアルを展開。自家用車に広告のステッカーを貼ってもらい、収入や特典を得られるサービス「Cheer Drive(チアドライブ)」を展開しているチアドライブ(東京都中央区銀座)と組み、登録ドライバーの車両にPickGoの広告ステッカーを貼付している。
トライアルへの参加は無料で、リーチ数(車両を見た人数)1回当たり0.2円、上限で7000円を支払う。リアに貼った場合、1キロメートルの走行で市街地は30~40リーチ、郊外は5~10リーチ程度を獲得できるという。走行時間や道路の種類(一般道か高速道路か)によっても獲得リーチ数は変わる仕組み。愛知県内でドライバー50人が参加している。
PickGoは全国で4万人以上のドライバーが登録しており、月間で3000~5000キロメートルを走行している。CBcloudは広告のアピールに協力してもらう対価を提供することで、ドライバーの新たな収益源を確立したい考え。
トライアルを通じ、長距離を走行する車両を媒体として使うことで広告宣伝効果がどの程度あるのかなどを見極めた上で、新たにドライバー支援プログラムとして開発、全国の登録ドライバーをサポートしていくことを視野に入れている。
貼付のイメージ(CBcloud提供)
(藤原秀行)