10万台の増産開始
鈴与グループで情報システム開発を手掛ける鈴与シンワートは8月24日、運転前アルコールチェック＆検温クラウドサービス「あさレポ」の契約デバイス数が8万台を突破したと発表した。
さらにデバイスの10万台増産を開始。急いでサービス利用を始めたい企業の手元にすぐにデバイスが届く体制を整える。今後は「あさレポ」と連携した運転日報サービスなど、管理者や担当者の業務負担を軽減するサービスを積極的に展開していく予定。
あさレポは、出勤前にアルコールチェックと検温を実施、一元管理できるのが特徴。「白ナンバー」車保有事業者のアルコールチェック義務化にも対応する。
専用スマホアプリのログインにはAI顔認証を採用し、アルコールチェック時にも事前撮影した顔写真を基に本人確認することで、別人がなりすましてチェックを受けることを防ぐ。GPS機能でアルコールチェック時・検温時の位置情報も取得する。
Bluetooth対応で接続用ケーブルは不要。操作は全てポケットに入る携帯デバイスと専用のスマホアプリで行えるのがメリット。異常値を検知すると管理者へメールで通知するため、迅速に交代運転手の手配もできる。
定額プランと従量課金プランをユーザー単位で選択可能なため、従量課金の場合はアルコールチェック＆検温を行わなかった月の料金は不要。1台の対応デバイスを複数ユーザーで共用できる。
（藤原秀行）
