食品やマスクなど、NPOに寄贈
丸和運輸機関は8月31日、さいたま市、埼玉りそな銀行の協力を得て、食品ロスをテーマとする関する講習会を従業員向けに開催したと発表した。
さいたま市は食品ロス削減に関する講習を、埼玉りそな銀行は子供の貧困問題に関する講習をそれぞれ担当した。
その後、丸和運輸機関と埼玉りそな銀行の両社はSDGsの取り組みの一環として職場内にフードドライブを設置し、家庭や職場で余った食品やマスクなどを持ち寄り、さいたま市へ寄贈するため、8月29日に埼玉りそな銀行さいたま営業部講堂で贈呈式を開いたことを正式発表。寄贈された余剰食品などは贈呈式後にさいたま市からNPO法人フードバンク埼玉へ引き渡した。
埼玉りそな銀行はさいたま市と包括連携協定を、丸和運輸機関はさいたま市と大規模災害時における物資の輸送・荷役等に関する協定をそれぞれ結んでおり、3社で協議を行い、今回の取り組みの実現に至った。
実施内容詳細
1)寄贈品
食品やマスクなど 段ボール92箱分
丸和運輸機関:品点数1,000点 34個口(うち食品 96点)
埼玉りそな銀行:品点数2,293点、58個口(うち食品 1,313点)
2)実施スケジュール
7月27日 食品ロス削減・子供の貧困問題に係る講習会
8月1~19日 フードドライブ実施期間(余剰食品等提供)
8月25~26日 余剰食品等の集配送
8月29日 さいたま市への寄贈(贈呈式)
食品ロス削減・子供の貧困問題に係る講習会
プログラム
・フードロスの削減について(さいたま市)
・子供の貧困支援について(埼玉りそな銀行)
受講者
埼玉りそな銀行と丸和運輸機関の従業員200人程度
3)フードドライブ実施
埼玉りそな銀行のさいたま市内21店舗および本社に勤務する従業員と当社の従業員が各拠点で実施。
実施風景
4)余剰食品などの集荷作業
丸和運輸機関が埼玉りそな銀行各支店から収集、埼玉りそな銀行さいたま営業部へ配送。
日 時:8月25日 15時~15時30分
場 所:埼玉りそな銀行与野支店(さいたま市)
集荷の様子
5)贈呈式
丸和運輸機関と埼玉りそな銀行より、余剰食品などをさいたま市へ寄贈。
(贈呈式後、さいたま市から特定非営利活動法人フードバンク埼玉へ引き渡し)
日 時:8月29日 15時~15時30分
場 所:埼玉りそな銀行さいたま営業部講堂(さいたま市)
出席者(敬称略):
さいたま市 環境局長 佐野 篤資
特定非営利活動法人フードバンク埼玉 理事 永田 信雄
株式会社埼玉りそな銀行 常務執行役員 内田 政美
株式会社丸和運輸機関 取締役専務執行役員 葛野 正直
実施風景(いずれもプレスリリースより引用)
(藤原秀行)