10月1日付、「自律的に効率化するサプライチェーン」実現へ連携強化
パナソニックコネクトは9月16日、100%子会社の米業務効率化支援ソフトウェア大手BlueYonder(ブルーヨンダー)のダンカン・アンゴーヴCEO(最高経営責任者)が、10月1日付でパナソニックコネクトの上席副社長を兼務すると発表した。
アンゴーヴ氏は7万社を超える企業の顧客向けにクラウドアプリケーションを展開しているインフォアなどで25年以上、企業向けソフトウェアとサプライチェーンビジネスを経験。同社の社長も務め、加入者6000万人以上を擁するクラウド企業へ変革させた。今年7月、ブルーヨンダーCEOに就いた。
パナソニックコネクトは人手不足などで製造・物流現場の自動化・省力化ニーズが高まっているのを踏まえ、工場の稼働具合や在庫の数量などの状況変化をリアルタイムで把握、配送や入出荷を自動的に効率化・最適化していく「オートノマス(自律的な)サプライチェーン」の実現に注力している。その達成に向け、ブルーヨンダーのソフトウェアを最大限活用したい考え。アンゴーヴ氏がパナソニックコネクトの役員も務めることで両社間の連携を強化していくことを目指す。
アンゴーヴ氏(パナソニックコネクト提供)
(藤原秀行)