国交省が内航海運活性化へ新たな施策推進
国土交通省は2月12日、海事局と港湾局が連携し、内航海運の活性化に向けた新たな施策を進めると発表した。
トラックドライバー不足によるモーダルシフト需要の高まりで内航フェリーやRORO船の利用増が見込まれる中、ソフトとハードの両面で輸送力強化のための取り組みがさらに必要と判断した。
両局が2018年度中に内航海運業界からヒアリングを済ませた上で、19年度以降に関係者が集まる協議の場を設置。具体的な方策を検討し、政策に反映させる流れを想定している。
協議の場では内航フェリーやRORO船の輸送力を高めるための港湾機能共通化や、利用を後押しするための各種優遇策などが焦点となる見込み。
(藤原秀行)