物流連が大阪で初の業界研究セミナー開催

物流連が大阪で初の業界研究セミナー開催

学生290人が参加

 日本物流団体連合会(物流連)は2月12日、大阪市内で今月3日に開いた学生向け物流業界研究セミナーの概要を発表した。関西での開催は初めて。

 就職活動を控えた大学3年生ら290人が参加。物流連の主要会員企業36社がそれぞれ構えたブースを訪れ、物流業界の多様な仕事内容について説明を受けた。


多くの学生が詰め掛けた会場(物流連提供)

 他にも物流連の松田博和事務局長が「日本の物流業界について」と題して講演し、業界の置かれた状況を解説したほか、会員企業の若手社員によるパネルディスカッションでは仕事のやりがいや苦労した点などを学生に語り掛けた。

 同セミナーは就活前の学生に物流業界への関心を持ってもらおうと東京で2015年から毎年行っているが、会員企業から関西でも開催を希望する声が相次いで出されているのに対応した。物流連は今後も東西で定期的に実施することを視野に入れている。

(藤原秀行)

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