地元自治体の環境保護の取り組みをサポート
荷物用エレベーターの製造・販売などを手掛ける守谷輸送機工業は10月20日、SDGsへの取り組みの一環として、神奈川県が発行する環境債「グリーンボンド」に投資したと発表した。
地元の神奈川県が展開する環境保護の取り組みをサポートするのが狙い。同社が神奈川県のグリーンボンドに投資するのは今回が初めて。
グリーンボンドは地球温暖化や気候変動など、環境分野への取り組みに要する資金を調達するために発行する債券。今回発行のグリーンボンドは格付投資情報センター(R&I)から国際資本市場協会(International Capital Market Association、ICMA)が定義する「グリーンボンド」の特性に従った債券とのセカンド・パーティー・オピニオンを取得している。
県は調達した資金を「神奈川県水防災戦略」における河川・海岸・砂防に関する新たな事業資金に充当する予定。対象事業は債権を発行する枠組み「神奈川県グリーンボンドフレームワーク」がグーンボンド原則のカテゴリー「気候変動への適応」に該当することをR&I が確認済み。
銘柄名 | 神奈川県第3回5年公募公債(グリーンボンド) |
年限 | 5年 |
発行総額 | 110億円 |
(藤原秀行)