GROUND、AMRで新たに最大荷重100kgタイプを提供へ

GROUND、AMRで新たに最大荷重100kgタイプを提供へ

年内めど、金属部材など重量物の運搬需要に対応

GROUNDは10月25日、ピッキング作業効率化のAMR(自律型協働ロボット)「PEER(ピア)」に関し、最大荷重が100kgのタイプを新たに提供する方針を明らかにした。

現在は基本モデルの最大荷重を42.5kgと設定している。既に投入実績があるアパレルなどの物流拠点に加え、金属部材などの重量物についても運搬ニーズがあるため、同社は現行よりも重い物を搭載できるモデルを開発し、自動化・省力化のニーズに対応できる業界を広げたい考え。2022年中の提供開始を目指している。

併せて、架台や商品を乗せるバスケットをより柔軟にカスタマイズできるようにすることも想定している。ピッキングしたコートなどの商品をハンガーにかけたまま運ぶことなどを念頭に置いている。


開発中のPEER新モデル


架台を柔軟にカスタマイズ(いずれもGROUND提供)

(藤原秀行)

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