ミズノ、動きやすく汗のにおい抑える新ユニフォームを佐川グローバルロジ向けに製作

ミズノ、動きやすく汗のにおい抑える新ユニフォームを佐川グローバルロジ向けに製作

2アイテムで5通りのスタイリング、オールシーズン対応

ミズノは10月31日、SGホールディングス傘下で3PL事業などを手掛ける佐川グローバルロジスティクス(SGL)の新しい従業員用ユニフォームを製作したと発表した。

今回リニューアルしたアイテムはブルゾンジャケットとライナーウエアで、計約1万点に上る。SGLは10月に着用を開始した。

新ユニフォームは、スポーツウエアの開発ノウハウを活用。ミズノ独自の動きやすさを追求したウエア設計や、汗処理、気温対策などを考慮した設計と素材を採用した。
   
SGL全従業員へのアンケートで要望の多かった、気候変化に対応できるユニフォームにするため、2つのアイテムで5通りのスタイリング可能な仕様を実現。オールシーズン着用に対応し、作業効率の向上や作業環境の改善につなげる。

倉庫内の区画や構造をイメージした十字ラインをブルゾンジャケットに採用、SGLの「L」を連想させるデザインを取り入れている。

人間工学に基づいた動作解析によるウエア設計で、作業時の動きやすさを追求した「ダイナモーションフィット」を実現。腕の曲げ伸ばしや肩の回旋動作時の引きつれ・圧迫感を軽減できるのが特徴で、作業効率の向上を追求している。

ブルゾンの襟元と脇部分には、においの元を分解する「ミズノデオドラント」を採用。アンモニアや酢酸、イソ吉草酸や加齢臭の成分のノネナールを中和分解する。

さらに、冬の寒さ対策として、吸湿発熱素材「ブレスサーモ」をライナーベストに取り入れた。体から出る水分を吸収して発熱するブレスサーモは吸湿発熱した空気を繊維間に取り込んで保温する仕組みのため、汗をかいてもムレにくく、ドライで快適な衣服環境を保てるとみている。

(藤原秀行)※写真はいずれもミズノ提供

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