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前田建設工業や高知工科大など、資機材の自動搬送システムを開発

前田建設工業や高知工科大など、資機材の自動搬送システムを開発

AGVとエレベーターが連動、上層階まで移動可能に

 準大手ゼネコンの前田建設工業は2月15日、高知工科大やベンチャーのサット・システムズと連携し、建設現場で資機材を自動搬送するシステムを開発したと発表した。

 主に屋内の現場を対象と想定。AGV(無人搬送車)が建物の下層階で資機材をエレベーターに積み込み、上層階まで到着すると再びエレベーターから自動で取り出して指定場所まで搬送する。重量物などの輸送を機械化し、現場作業の負荷軽減を図る。今年4月に実際に東京都内の現場に導入する予定。


システムで利用するAGV(前田建設工業など提供)

 工場や物流施設で利用が広がっているAGVだが、建設現場は資機材の荷姿がまちまちなことや、環境が日々変わることなどが普及の妨げとなっていた。

 同社はAGVとエレベーターが連動できるシステムを開発。現場に簡単な目印を付けておけばAGVが必要な資機材を自動的に選んで積み降ろしできる機能を持たせ、日々状況が変化する建設現場にも対応できるようにした。障害物回避機能も装備している。

 当初は1トン平台車とキャスター付きメッシュパレットに載せられた資機材を扱うが、将来は長尺物や重量物も取り扱えるようにする構想だ。

(藤原秀行)

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