リコーロジが大塚商会の業務など展開中、新たな開発資金に充当
SBSホールディングス(HD)は11月10日、傘下のSBSロジコムが所有している物流拠点「横浜金沢物流センター」(横浜市)の信託受益権の60%を11月30日付で譲渡すると発表した。
物流拠点は同じくグループのSBSリコーロジスティクスが賃借、「物流センター横浜金沢」として大塚商会のオフィス用品通販事業「たのめーる」の物流業務などを担っている。所有権は外部に売却し、新たな物流施設開発に充てる。
SBSHDは2022年12月期の連結業績で、譲渡益約52億円を営業利益に繰り入れる予定。通期の業績予想には既に譲渡を織り込み済みのため、変更しない。
「物流センター横浜金沢」の外観(過去のプレスリリースより引用)
(藤原秀行)