テラドローン、インド市場に進出

テラドローン、インド市場に進出

拠点開設、農薬散布や地形測量など多様なサービス提供目指す

 ドローン(小型無人機)関連サービスを手掛けるベンチャーのテラドローンは2月21日、インドに現地法人「テラドローン・インディア」を設立、同国市場に進出したと発表した。

 海外では米国など10拠点超を展開しており、インドでも産業界向けにドローンを使った農薬散布や地形測量、電力インフラ点検、警備、鉱業など多様なサービスを提供していきたい考え。

 同社は「産業用ドローン市場において、インドは膨大な可能性を秘めている。同国でのドローンの市場価値は2021年までに1000億円に達すると予測されている。さらに政府は空域の安全性の向上に配慮した上で、目視外飛行やドローンを使った物流の実現などを積極的に検討している」と説明、市場拡大に期待を寄せた。


握手を交わす、テラドローンでインド事業を統括する植野佑紀氏(インド現法取締役)とインド現法CEO(最高経営責任者)のプラティーク・スリバスタバ氏(テラドローン提供)

(藤原秀行)

 

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