ARなどの先進技術で、リモートワークのチーム共有作業を支援
ドイツのリモート接続サービス大手TeamViewer(チームビューワー)は11月18日、米Slack(スラック)が展開している企業内のチャットなどが可能になるアプリ「Slack」と機能連携したと発表した。
ユーザーはSlackのアプリからウェブベースのTeamViewerのリモートアクセスや拡張現実(AR)サポートといった機能を利用できるようになった。
Slackのアプリ・ディレクトリからTeamViewerのアプリをダウンロードすることで、TeamViewerの機能をSlackと円滑に連携させられるようにした。リモートコントロールのためのセッション招待やモバイルデバイスへのAR接続をSlackのダイレクトメッセージやグループチャンネルで直接共有、より効率的に活用できるようになると見込む。
AR接続に関しては、Slackユーザー間で情報を共有し、実際の作業を確認し合いながら業務を連携して行うことが可能。音声接続に加えて、遠隔で相手の視野の中で「仮想的に」特定したい場所を指したり、ペンやマーカーで描きながら何をすべきかを詳細に示したりできるほか、ファイルの共有やチャット機能も使える。
(藤原秀行)