HAI ROBOTICS JAPAN、「物流EXPO」で新たなケースハンドリングロボを初お披露目
物流向けロボット開発などを手掛ける中国の海柔創新(HAI ROBOTICS、ハイロボティクス)の日本支社HAI ROBOTICS JAPAN(HRJ)は、1月25~27日に東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた展示会「第2回 スマート物流EXPO 2023」で、新たにACR(Autonomous Case-handling Robot、自動ケースハンドリングロボット)「HAIPICK A3-L」を国内で初めてお披露目した。
「HAIPICK A3-L」
同社のACRは倉庫や工場の棚上部の空間を活用するといった、限られた倉庫スペースを有効活用できることをアピールポイントにしている。「A3-L」はケースに入った製品だけでなく、タイヤやトレイ、リール品など様々な形状の商材に対応できるのが特徴。
50kgまでの重量物を取り扱えることなどから、HRJはエネルギーや自動車産業、半導体製造といった領域の工場や倉庫に適していると強調している。
併せて、高さが最大10mのラックから商品を取り出したり、収めたりするケースピッキング・保管が可能な「HAIPICK A42T」もデモを公開。空間利用効率の向上をPRしていた。
「HAIPICK A42T」
(藤原秀行)