ゼンリンが住宅地図搭載の地図・ナビゲーションサービス 提供開始、大型車特化ルート検索にも対応

ゼンリンが住宅地図搭載の地図・ナビゲーションサービス 提供開始、大型車特化ルート検索にも対応

月額税込み330円、中型車以上は道幅を極力優先も可能

ゼンリングループのゼンリンデータコムは3月1日、「ゼンリン地図ナビ」の提供を同日開始したと発表した。

NTTドコモと協業で提供していた、地図・ナビゲーションサービス「ドコモ地図ナビ」の名称を変更、引き継いだ。スマートフォンやタブレットで利用可能。

徒歩でのAR(拡張現実)ナビゲーションやゼンリン地図を活用したナビゲーション、大型車規制回避ルート案内など車種別のナビゲーションを提供する、きめ細やかで多彩なルート検索が行える地図・ナビゲーションサービスなのが特徴。

ユーザーを目的地まで正確に、ラストワンマイルまでサポートする全ての機能を月額330円(税込み)で提供する。

ゼンリン地図ナビは、地図に載らない番地やビル名まで確認できる。住宅地図の利用は1月に10回までの制限を設定している。

複雑な道でも交差点が3D表示されるほか、交差点の自動拡大で曲がるポイントを見逃さないよう配慮。事前に走行レーンや注意ポイントを丁寧な音声で案内する。

設定した車種に応じた規制を回避したルートを検索できる上、中型車以上は道幅を極力優先する「超道幅」ルートも搭載している。

歩き出しはARモードで進む方向を実際の景色でサポート。目的地周辺では、詳細な建物名まで確認できるゼンリン住宅地図でドライバーを支える。ARモードは徒歩ナビでのみ利用できる。

「ドコモ地図ナビ」のユーザーは、「ドコモ地図ナビ」アプリをアップデートすることで「ゼンリン地図ナビ」へ移行することができる。

(藤原秀行)※いずれもゼンリンデータコム提供

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事