グローバルの投資協業活動加速へ
商船三井のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)、MOL PLUSは3月20日、シンガポールに活動拠点「MOL PLUS Singaporeデスク」を3月にオープンしたと発表した。
MOL PLUSが海外拠点を構えるのは「MOL PLUS UK デスク」(英国)に続いて2カ所目。
「MOL PLUS Singaporeデスク」は商船三井の100%子会社「MOL (ASIA OCEANIA)」の新規事業開発部門所属のメンバーが兼任し、同社オフィスを拠点として活動。特にSingaporeデスクは海運・物流の変革を目指すスタートアップ企業や東南アジアの社会課題解決を目指すスタートアップ企業の支援に注力する。
地場を拠点に活動を行うことで、投資・協業活動の創出を増加させるとともに、よりスピーディーな連携を行える体制を実現するのが狙い。
今後は英国とシンガポール以外の重点地域にもグローバルデスクを設置することを検討する。グローバル海運CVCとして投資案件を着実に積み重ねていきたい考え。
(藤原秀行)
MOL PLUS Singapore デスクのメンバーMr. Alvin Seng (左)とMOL PLUS 代表阪本拓也(右)
(藤原秀行)※いずれも商品三井提供