4月1日の公道走行解禁前に、メディア向けイベント開催
経済産業省は3月27日、改正道路交通法の施行に伴い、4月1日から自動配送ロボットの公道走行が可能になるのを受け、ロボットメーカーなどで構成する業界団体のロボットデリバリー協会と合同で、自動配送ロボットに関するメディア向けイベントを開催したと発表した。
自動配送ロボットの関連事業者8社のロボット8台が、経産省の敷地内に集結。実際に走行し、活用シーンをデモンストレーションした。
イベントでは、経産省の澤井俊大臣官房審議官(商務・サービス担当)と、ロボットデリバリー協会の佐藤知正代表理事(東京大学名誉教授)があいさつした後、走行などのデモを実施。直進や旋回といった基本的動作に加え、人がロボットの前に飛び出してもロボットが急停止して接触を回避したり、ロボットに内蔵したロッカーを開錠して中から商品を取り出したりする様子をお披露目した。
ロボットはパナソニックホールディングスや楽天グループ、川崎重工業、ZMPなどのものが勢ぞろいした。
ロボットが急停止する様子
ロッカーから商品を取り出す様子
(藤原秀行)※写真は経産省ウェブサイトより引用