コマースロボティクス、CFOに公認会計士の庄子氏就任

コマースロボティクス、CFOに公認会計士の庄子氏就任

企業のDX支援拡大へ管理体制強化図る、25年のIPO目標

EC事業者向けのシステム開発を手掛けるコマースロボティクスは4月3日、執行役員CFO(最高財務責任者)に4月1日付で公認会計士などを務める庄子敬弥氏が就任したと発表した。

庄子氏は名古屋商科大学大学院会計ファイナンス研究科を卒業し、三優監査法人に勤務。公認会計士、行政書士、社会保険労務士の資格を持つ。

コマースロボティクスはこれまでeコマース向けDX事業を中心に展開してきた。新型コロナウイルス感染拡大の中、デジタル化・クラウド化の動きが予想を上回る速さで進んでいるため、事業領域を企業の業務効率化を支援するエンタープライズDX、eコマースDX、越境取引を円滑化するクロスボーダーDXの3分野に拡大させ、新たなクラウドサービスの開発・投入を図る。

特にエンタープライズDX事業を今後の主軸事業に移行していく方針で、B2Bビジネスプラットフォーム「SALESGRAM」を開発中。また、DX事業をさらに加速させるため2025年にIPOを目指しており、管理体制の強化が急務。

CFO就任は、今後の事業拡大で不可欠な組織拡大と業務運用レベルの向上、管理体制強化の実現を加速させていくことが狙い。

(藤原秀行)

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