上組が名古屋港飛島ふ頭に複合倉庫を完成

上組が名古屋港飛島ふ頭に複合倉庫を完成

梱包工場の併設でコスト・品質を同時改善

上組は3月15日、名古屋港飛島ふ頭に梱包工場を併設した「飛島複合倉庫」が完成したと発表した。新倉庫にコンテナ詰めや梱包の作業施設を集約することでコスト・品質の改善を図る。

新倉庫は敷地面積6万3386平方メートル、延べ床面積2万7626平方メートル。鉄骨造平屋建ての梱包工場は30トン×2基と10トン×1基の天井クレーン、鉄骨造2階建ての普通倉庫は垂直搬送機3基を備える。

これまでは同港内に倉庫や梱包施設が点在し、上記作業に伴い2次輸送などが発生していた。新倉庫の稼働により同一施設での作業が可能となる。また飛島ふ頭は同港最大のコンテナ拠点であることから、輸出・輸入コンテナの輸送時間短縮など従来以上に機動的で高品質な物流サービスの提供を見込む。

(鳥羽俊一)


「飛島複合倉庫」の全景(上組ニュースリリースより)

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