グローバル展開に注力
メルカリは4月6日、中国市場における越境販売の経路拡大に向け、越境EC事業者のInagora(インアゴーラ)、銘東、楽一番、トリプルアートの4社と提携したと発表した。
併せて、フリーマーケット「メルカリ」での越境販売を希望する越境EC事業者に向けた公式連携ガイドを公開した。
(メルカリ提供)
メルカリは中期的な経営戦略として、グローバル展開に注力。2019年に越境販売を開始した。2023年2月には越境ECの利用者数は前年同月比約2.8倍、取引数は3.2倍まで成長している。
業務提携により、中国の消費者もInagoraの「日淘市集(リータオシージー)」、銘東の「JPGOODBUY」、楽一番の「楽一番」、トリプルアートの「Masadora」など、提携企業が運営するECサイトを通じて、「メルカリ」上の商品を購入できる。「メルカリ」の出品者は、これまで通りの配送方法と配送料で取引が可能。
(藤原秀行)