14年10月~23年3月に生産
豊田自動織機は4月11日、日本市場向けフォークリフト用エンジンで、国が定める排出ガスの評価試験の際、データを差し替えるなどの不正行為があったことが判明したのに関連し、当該エンジンを搭載しているフォークリフトとショベルローダー2車種・計7万2366台のリコールを国土交通省に届け出たと発表した。
当該車種は2014年10月から23年3月にかけて生産したフォークリフトの「ジェネオ」と建設現場向けの「ショベルローダ」。
同社は「経年劣化により排出ガス規制値を超過する恐れがある」と説明している。
(藤原秀行)