6月1日付、低温物流の事業基盤強化図る
明治は4月12日、傘下で物流事業を手掛けるスリーエスアンドエル(3S&L、石川県金沢市)を、低温物流を展開しているシモハナ物流に譲渡すると発表した。
3S&Lの全株式をシモハナ物流に6月1日付で売却する。具体的な売却額は開示していない。
3S&Lは北陸・山陰・九州北部エリアを中心としたコンビニエンスストア向けの食品配送センターを運営し、商品の入出庫や仕分け、店舗配送を担っている。シモハナ物流はグループに3S&Lを収め、低温物流の事業基盤を強化したい考え。
3S&Lは1969年創業。2022年3月期の売上高は51億円だった。
(藤原秀行)