トラック1台で10カ月間使用
オーシャン ネットワーク エクスプレス(ONE)ジャパンは4月17日、廃食油や動植物油などを原料として再精製したトラックの新燃料「リニューアブルディーゼル」(RD) の利用実績を発表した。
2022年6月~23年3月までの10カ月間の累計でCO2排出量を3万7496Kg削減。ライフサイクルアセスメント(原料生産、製品生産、流通、廃棄、リサイクルなどにわたる過程)ベースで従来の軽油と比較して約90.1%のCO2排出量削減に成功した。
このCO2削減量は日本コンテナ輸送のトラック1台にRDを給油、輸送した際の実績という。
RDと軽油のCO2排出量の比較とCO2削減量
また、RDの給油方法は開始当初、ミニローリーからトラックへ直接給油していたが、今年1月からRDが大井ふ頭内で給油可能となり、利用しやすくなった。
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用