新たな事業やサービスの共創目指す
SGホールディングス(HD)は5月19日、オープンイノベーションで新規事業・サービスを創出する「HIKYAKU LABO(飛脚ラボ)2023」を開始したと発表した。パートナー候補の募集を同日、開始した。
プログラムはSGHDグループの経営資源とスタートアップなど外部企業の持つ新しいアイデア・技術を組み合わせ、新たな事業やサービスを共創するのが狙い。2022年度からSGHDグループ全体でオープンイノベーション活動(HIKYAKU LABO)に取り組み、物流の改革に加え、社会課題の解決につながる新たな価値の創出を目指している。
日本最大級のオープンイノベーション支援サービス「AUBA(アウバ)」や、事業を活性化するメディア「TOMORUBA(トモルバ)」を運営するeiiconのプラットフォーム内に専用Webサイトをオープンし、エントリー募集を始めている。
HIKYAKU LABOはSGHDグループ全体のプログラムとして、現行の体制では2期目となる。
募集期間:2023年5月19日(金)~6月18日(日)
※前期応募締切:2023年6月4日(日)
対象:
法人登記がなされている企業(企業規模は問わない)
ビジネスアイデアとプロダクトや技術を持つ企業
目的:SGホールディングスグループ全体で、オープンイノベーションを通した社会課題の解決を目指す
スケジュール:
2023年5月19日(金)エントリー開始
2023年6月4日(日)前期応募締切
2023年6月18日(日)最終応募締切
2023年7月中 書類選考・面談選考
2023年8月以降 採択企業の決定
2023年11月 事業化に向けた取り組みの開始 DEMO DAY
エントリー方法:下記 URLページ(AUBA 内の専用Webサイト)にアクセスし、エントリーボタンからフォームに必要事項を入力する
https://eiicon.net/about/hikyaku-labo2023/
※本プログラムへのエントリーは「前期応募締切(6月4日)」と「最終応募締切(6月18日)」があり、前期応募締切までに応募した企業には、最終応募締切前に随時選考を開始する
募集テーマ:
以下のテーマにおいて共創可能な企業を募集する。
①佐川急便株式会社
「送る・受け取る・運ぶすべての人にとっての効率化と価値向上を実現」
②SGムービング株式会社
「脱炭素社会に向けて 物流ネットワークを活用し 3R・循環型サービスを創出」
③株式会社ワールドサプライ
「属人的な納品業務の DX 化で、百貨店をはじめとした商業施設向けサービスの
効率化・高付加価値化」
④佐川グローバルロジスティクス株式会社
「ヒトと最新テクノロジーの協働で、高度なオペレーションセンターを実現」
⑤SGHグローバル・ジャパン株式会社
「多様な国際物流書類をデジタル技術・AI で業務効率化」
⑥SGリアルティ株式会社
「デジタル技術を活用し物流不動産業界に革新を起こす」
⑦佐川アドバンス株式会社
「デジタル技術活用による新たな自治体プロモーションの創出と調達・購買事業のアップデート」
⑧SGモータース株式会社
「整備や車両に関わる業務の効率化と整備士の技術継承へ挑戦」
⑨SGシステム株式会社
「100万社の顧客基盤を活用し、グループ各社のアセットとITで顧客の物流課題を解決」
⑩SGフィルダー株式会社
「物流センター内の働き手の業務効率化や育成支援ツールの開発」
(藤原秀行)※いずれもSGホールディングス提供