情報提供のマップも作成
引っ越し業界のプラットフォームサービス「HAKOPLA(ハコプラ)」を運営するリベロは6月1日、全国約130の参加引っ越し会社から有志を募り、全国で災害が発生した際に早期復旧の支援体制を提供するためのネットワークを構築したと発表した。
併せて、同日に「災害支援マップ」を公開した。
引っ越し会社は、物流や輸送の専門家としての経験とスキルを活用し、災害発生時に貴重な人材・車両・スペースといったリソースを提供することが可能と説明。過去にはHAKOPLAの幹事会社のスター引越センターが災害発生時にボランティア活動を行い、物資の輸送や提供、撤去作業などに貢献した。
HAKOPLAに参加する全国の引っ越し会社にも、過去の災害で被災した経験やボランティア活動経験を持つ会社があり、以前よりこのネットワークを活用した支援活動ができないかという声が挙がっていたのに対応する。
HAKOPLA幹事会社「スター引越センター」の活動事例
今年5月のHAKOPLA定例会では、参加会社に対して災害対応の必要性と重要性を共有し、多数の会社がこの取り組みに参加を表明した。
6月1日に公表の「災害支支援マップ」は災害発生時に引っ越し会社がどのように支援できるか、またその支援が必要とされる地域を一目で確認できるよう作成。マップを有効活用し、迅速かつ効果的な支援活動の展開を目指す。
<HAKOPLA災害支援マップ・提供情報>
1:地域ごとの参加引越会社(マップ・一覧)
2:各社の所在地、連絡先
3:各社の提供可能な支援内容
①スペースの提供
②拠点間の運搬協力
③避難場所への運搬協力
④支援物資の収集・保管・提供
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用