ニーズウェル、港湾施設の荷役業務向けに計画最適化AIを構築

ニーズウェル、港湾施設の荷役業務向けに計画最適化AIを構築

一定水準の計画を即時に算出可能に

ニーズウェルは6月1日、業種別AIソリューション(Work AIサービス)をある港湾施設が採用したと発表した。

Work AIサービスは、AIやRPA(定型作業自動化、ロボティック・プロセス・オートメーション)などのノウハウを活用し、企業のDXを支援するために開発する業種別AIソリューションの総称。

この港湾施設では、効率的な物流作業や倉庫スペースの最大活用を目指し、荷物や貨物を取り扱うに当たってあらかじめ配置計画を決定する。その際、以下のような課題を抱えていた。

ニーズウェルはこれまで蓄積されていた実際の作業計画の作成手法をヒアリングし、複雑な配置ルールを可視化。実証実験を経て計画最適化のAIモデルを開発した。経験の浅い担当者でも効率的に配置計画を作成できるようになった。

倉庫配置計画最適化、人材配置最適化、自動ロボット移動経路最適化など、POC()や最適化AI構築作業を実施している。それぞれの成果を基に受注拡大を図る考え。

(藤原秀行)※いずれもニーズウェル提供

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