ONE、燃料消費と温室効果ガス排出を大幅削減する2万4000TEU型コンテナ船が竣工

ONE、燃料消費と温室効果ガス排出を大幅削減する2万4000TEU型コンテナ船が竣工

ジャパンマリンユナイテッド製、国際環境規制にも対応

オーシャン ネットワーク エクスプレス(ONE)は6月5日、ジャパンマリンユナイテッドの呉事業所(広島)で、2万4000TEU(20フィート標準コンテナ換算)型コンテナ船「ONE INNOVATION」の引き渡しを受けたと発表した。

ONE INNOVATIONはONEの基幹船隊として順次竣工予定の超大型コンテナ船6隻シリーズの1番船。6隻シリーズは最新の船体デザインを採用し、スケールメリットを追求してコンテナ積載能力を最大化する一方、燃料消費量と温暖化ガス排出量の大幅な削減を図っているのが特徴。

加えて、船首部には空気抵抗を減らすためのウィンドシールド(風防)を設置するほか、様々な省エネ装置を導入しており、IMO(国際海事機関)の排出ガス規制に対応するため排ガス除去装置(スクラバー)も備えている。

同船は今後、ザ・アライアンスが運航するアジア/欧州航路の「FE3」サービスに投入する予定。

ONE INNOVATION 主要目


(写真提供 ジャパンマリンユナイテッド)

FE3サービスの寄港地・ローテーション
寧波 – 厦門 – 高雄 – 塩田 – シンガポール – ロッテルダム – ハンブルク – アントワープ – サザンプトン– アルへシラス– シンガポール – 塩田 – 香港 – 高雄 – 寧波

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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