【動画】ZMPの物流支援ロボット、医療系企業が採用

【動画】ZMPの物流支援ロボット、医療系企業が採用

庫内商品搬送時間を半分程度に短縮

自動運転技術の開発などを手掛けるスタートアップ企業のZMPは3月29日、物流支援ロボット「CarriRo FD(キャリロ 追従モデル)」に関し、医薬材料のSPD(物品・物流管理)などを請け負うエム・シー・ヘルスケア(東京)が医薬機器を扱う倉庫で採用したと発表した。

現状の現場レイアウトを大きく変えずに済むことや、最大300キログラムまでのかご台車を牽引して動けることを最重視した。効果として商品の搬送作業が従来の約3時間から1・5時間程度まで短縮されたという。


人間の後を追従し、台車を引っ張って進CarriRo FD(ZMPプレスリリースより引用)


エム・シー・ヘルスケアでの導入場面

今後はCarriRo AD(自律移動モデル)の後をCarriRo FDが追従していく形で、商品を無人の隊列でより大量に運べるようにすることを検討している。

(藤原秀行)

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