AnyMind Groupの海外配送自動化サービス、「関税・配送料表示機能」を追加

AnyMind Groupの海外配送自動化サービス、「関税・配送料表示機能」を追加

Shopifyの決済ページに表示

メーカーが消費者に直接販売する「D2C」のワンストップサービスを手掛けるAnyMind Group(エニーマインドグループ)は7月19日、海外配送自動化サービス「AnyLogi(エニーロジ)」で配送方法と送料、関税を自動計算し、ECサイト構築支援のShopifyの決済ページに表示する「関税・配送料自動表示機能」の提供を新たに開始すると発表した。

新機能を活用することで、商品を購入するユーザーは、配送会社のシステムから送料と関税をリアルタイムで取得し、最適な配送方法を決済画面に表示、選択できるようになると見込む。


(AnyMind Group提供)

各情報はShopifyの決済ページに自動で即時に表示。EC事業者は世界中のユーザーに対して安心感と信頼性の高い商品販売および配送を提供することが可能になるとみている。

越境EC市場の拡大に伴い、関税がEC事業者とユーザーの双方にとって大きな障壁となっているのに対応。ユーザーが事前に送料や関税を把握し、納得感を持って購買できるよう、本機能の提供に踏み切る。

販売者が商品の送料、輸出入の手続き、関税、その他の諸費用を負担する「DDP(Delivered Duty Paid)」のニーズが高まっていることも考慮している。

各配送会社とAPI連携することで、AnyLogiが受注ごとに正確な送料や関税を計算し、Shopifyの決済ページに関税込みの送料と関税抜きの送料の両方を表示することが可能になる。

(藤原秀行)

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