関通が初の九州拠点、福岡に3温度帯対応物流センターを開設

関通が初の九州拠点、福岡に3温度帯対応物流センターを開設

「2024年問題」受け長距離輸送見直しも

関通は6月8日、福岡市にチルドから低温、-50℃の超低温まで対応した冷凍冷蔵専用の物流センターを開設したと発表した。


(プレスリリースより引用)

昨今の冷凍食品の需要増からくる冷凍冷蔵倉庫のニーズ増に対応するのに加え、九州地域へ物流対応エリアを拡大、顧客の配送リードタイム短縮に貢献することを目指す。トラックドライバーの長時間労働規制強化に伴う物流現場の混乱が懸念されている「2024年問題」を受け、長距離輸送の見直しを図る狙いもある。

新センターは冷凍庫内に電動式移動パレットラックを設置。パレット単位で保管できるようにしている。ばらピッキングなどの作業も対応可能。BtoB、BtoC両方の物流に対応できるよう配慮している。

輸送面でも、福岡料金所から1km圏内に位置し、福岡市内のほか周辺地域への輸送もスムーズに行えると見込む。

センター概要
所在地 福岡県福岡市東区蒲田4丁目437番
構造 2階建て 鉄骨造
対応温度帯
チルド:0〜5℃ 冷凍庫:-20〜‐30℃ 超冷凍:-50℃

(藤原秀行)

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