2棟目も周辺で開発、地域一体型の新たなビジネスパークとして運営へ
グッドマンジャパンは8月9日、茨城県常総市で物流施設「グッドマン常総」が竣工したと発表した。センコーと大型賃貸契約を締結した。
グッドマン常総は地上5階建て、賃貸面積は17万4000㎡。グッドマンジャパンが日本で開発した物流施設としては最大規模となる。
グッドマン常総の外観(プレスリリースより引用)
センコーは千葉県印西市のグッドマン物流施設も利用している。センコーはグッドマン常総を、中期経営計画で打ち出している関東圏東部エリアへの事業拡大に向けた第1弾の拠点と位置付けており、常陸那珂港へのアクセスにも最適で、海外との物流提携に生かせる立地と期待している。
現在は周辺エリアで「グッドマン常総2」も開発中。地域一体型の新たなビジネスパークとして運営していく構えだ。近隣には新たに誕生した道の駅をはじめ、TSUTAYA BOOKSTORE、カフェ、店舗、スパ施設、都市公園などが賑わいを創出し、施設で働く人々にも利便性の高い快適な就業環境を提供する見通し。
グッドマン常総は先進的なサステナビリティ仕様を導入し、優れたエネルギー性能を確保しているのを受け、BELS評価「ZEB」国内最高評価や環境に配慮した認証CASBEE Sランクを取得済み。
太陽光発電による4.25MWの電力を施設内で利用する上に、蓄電池を搭載することにより、再生可能エネルギーを活用しながら、入居企業のカーボンフットプリントも削減できると見込む。電気自動車(EV)の充電ステーションも完備し、環境に優しい交通手段への対応を進める。
(藤原秀行)