日本GLP、東京・多摩エリアでデータセンターキャンパス「TKW1」着工

日本GLP、東京・多摩エリアでデータセンターキャンパス「TKW1」着工

25年2月末竣工予定、10MW計画

日本GLPは8月10日、東京・多摩エリアで、データセンター(DC)3棟(合計延床面積約3万㎡、合計IT電力31MW)から成るDCキャンパス「TKW1」の1棟目となるGLP DC「TKW1-1」の工事を開始したと発表した。

IT電力10MWのDCとして2025年2月末の竣工を計画している。今後は順次2棟目、3棟目の開発をスタートさせる。日本GLPとしては初のDCキャンパスとなる。

周辺には多くのハイパースケーラー(クラウド事業者)、大手金融機関、通信事業者のDCが集積し、新規のDC開発が近年増加しているエリア。DC需要の著しい拡大が見込まれている。同エリアは災害リスクが低く、安定的な事業継続性を確保できる希少なDC事業適地のため、日本GLPとしても開発に乗り出した。


GLP DC「TKW1-1」施設外観イメージ(プレスリリースより引用)

【当施設の特長】
・3棟構成キャンパス型DCの1棟目
・「Uptime Institute Tier Ⅲ Certification of Design Documents(TCDDデータセンター標準)」を取得予定
・LEED BD+C ゴールド認証取得予定
・共用部には、テナントを含め施設内作業者が利用できるリラックスした雰囲気のデザインを施したエントランスやラウンジを設置し、快適な就労環境を提供

■施設概要
施設名:GLP DC「TKW1-1」
所在地:東京都多摩市
敷地面積:約5,400㎡
延床面積:約8,700㎡
構造:免震・S造(鉄骨造)
IT電力容量:10MW
着工:2023年8月
竣工:2025年2月末(予定)
認証取得:LEED BD+C ゴールド認証(予定)、Uptime Institute Tier Ⅲ Certification of Design Documents (TCDD)(予定)

(藤原秀行)

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