外部倉庫集約し経費削減など図る
ベルーナは8月23日、埼玉県比企郡吉見町の物流センター「吉見ロジスティクスセンター」を増築、稼働を開始すると発表した。
同センターは、物流機能の強化を目的として2014年8月に運営をスタート。「通販事業での外部倉庫在庫の集約による倉庫費用削減」「ベンダー物流の引き込みによる商品横持ち費用の削減」「物流受託事業のキャパシティ拡大」などのため、2021年11月に着工し、増築棟が完成した。
増築棟は自家消費太陽光発電設備を導入し、経済産業省から「エネルギー利用環境負荷低減事業適応計画」の認定を取得済み。購入電力の非化石化の取り組みなどを通じて、付加価値の創出と炭素生産性の向上を図る。
吉見ロジスティクスセンター増築棟 概要
所在地 :埼玉県比企郡吉見町西吉見南部地区
敷地面積 :23,051㎡(6,973坪)
計画延床面積 :98,350㎡(29,751坪)
稼動予定時期 :2023年8 月
投資予定額 :約130億円
(藤原秀行)※いずれもベルーナ提供