大型化し冷凍・冷蔵食品も取り扱い可能に、サツドラHDと組み住民の生活支援強化
ヤマト運輸は8月31日、北海道を地盤としてドラッグストアを展開するサツドラホールディングス(HD)と連携し、北海道の奥尻島で新たに導入した移動販売専用車の概要を公開した。
両社は昨年8月、奥尻島の住民の生活を支えるため、移動販売専用車を使った実証実験を開始。今回は車両を大型化するとともに、冷凍・冷蔵食品も取り扱えるよう設備を増強、大幅にリニューアルした。
新型の移動販売専用車は8月28日に稼働を開始した。食品や日用品など約350種類の商品を積み込み、毎週平日に奥尻島内の複数個所を回って販売している。
併せて、ヤマトは2021年、奥尻島内でサツドラHDのサテライト店舗の運営を始めている。
移動販売専用車
車内には冷凍・冷蔵食品も並ぶ(いずれもヤマト運輸提供)
(藤原秀行)