Wolt、ホタテの廃棄貝殻使った環境配慮型ヘルメットを配達パートナーに提供

Wolt、ホタテの廃棄貝殻使った環境配慮型ヘルメットを配達パートナーに提供

廃棄プラスチックと組み合わせた素材、札幌や函館、盛岡、仙台の各エリア対象


Wolt Japan提供

デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」を展開するWolt Japanは9月21日、甲子化学工業が製造するホタテの廃棄貝殻からできたヘルメット「HOTAMET(ホタメット)」をWolt専用仕様で特注し、札幌や函館、盛岡、仙台の各エリアで稼働しているWoltの配達パートナーの中から希望する人に数量限定で進呈する取り組みを始めると発表した。

「HOTAMET」は、ホタテ水揚げ量日本一に何度も輝き、国内有数の生産地となっている北海道猿払村のホタテの廃棄貝殻と廃棄プラスチックを組み合わせたエコプラスチック素材「カラスチック」を採用。今年4月から全ての自転車利用者に乗車用ヘルメット着用の努力義務が課されたのを受け、配達パートナーがヘルメット着用の必要性を再認識、着用するよう促進したい考え。

廃棄物を有効活用するエコサイクルの取り組みとして、「HOTAMET」進呈の対象地域を今後拡大することも検討する。

(藤原秀行)

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