トラボックス、運送事業者向け製品・サービスをまとめて比較検討できる「窓口サービス」開始

トラボックス、運送事業者向け製品・サービスをまとめて比較検討できる「窓口サービス」開始

運行・胴体管理など8カテゴリーから選択

求貨求車サービスを手掛けるトラボックスは11月1日、運送事業者向け製品・サービスの比較検討と一括資料請求を無償提供する「トラボックス物流一括窓口サービス」を同日、全国の運送事業者(累計2万以上のトラボックス会員と会員以外の全ての運送会社)に向け、提供を開始したと発表した。

運行・動態管理や勤怠管理、M&A支援などを対象としている。


サイトイメージ(トラボックス提供)

創業24年のトラボックスは、過去78回開催した交流会やセミナーなどを通じて、トラック運送事業者に加え、トラック運送事業者に関わる製品やサービスを提供している企業とも信頼関係を培ってきた。

これまで、トラック運送事業者各社が、自社の課題解決に向けて製品・サービスの導入を検討するには同業者から情報を得たり、製品・サービス提供会社のホームページを自ら検索して問い合わせたり、展示会に参加したりと、自社のニーズに合った製品やサービスを見つけ出して実際に導入するまでには相当の時間と労力がかかっていた。

一方、製品・サービスを提供する会社からは、従来の営業活動や展示会への出展だけではトラック運送事業者との接点を持つことが難しいとの声が出ていた。

そうした状況を考慮し、トラボックスはトラックドライバーの長時間労働規制強化に伴う物流現場の混乱が懸念されている「2024年問題」やその先を見据えて抱えている課題を解決するため、最適な製品・サービスを検討しているトラック運送事業者と、製品・サービス提供会社をつなぎ、より良いマッチング機会を生み出すため、新サービスの提供に踏み切った。

新サービスは8つのカテゴリーから選択することが可能。

・運行・動態管理
・勤怠管理
・倉庫管理
・中古トラック
・採用
・金融・M&A
・物流メディア
・その他

(藤原秀行)

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