地図上で容易に確認可能、ユーザー同士の口コミ情報も掲載
ナビタイムジャパンは11月7日、トラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」で同日、ユーザーが口コミ情報とともに休憩地点を投稿し合える「休憩地点マップ」の提供を開始したと発表した。
「休憩地点マップ」はSA・PA、トラックステーション、道の駅、コンビニ、食事・軽食の5カテゴリーの施設をそれぞれのアイコンで地図上に表示。詳細情報では各施設の設備や駐車台数などの情報に加え、ユーザーの口コミ情報を確認できる。
ユーザーの口コミ情報には施設を薦める理由とともに、投稿者が「トラックカーナビ」に登録している車両サイズも併せて掲載するため、検索しているユーザーが今運転している車両が停められるかどうかを容易につかめる。
厚生労働省の改善基準告示で、トラックドライバーは4時間の運転ごとに30分以上の休憩などを確保するよう定めていることなどから、休憩場所を素早く見つけることがトラックドライバーにとってより重要になっていると判断、新たな機能を追加した。
休憩時間を十分に確保することは、安全運転の観点でも重要と考え、過ごしやすい休憩場所を探せるようドライバーからの口コミという形で機能を開発した。
「休憩地点マップ」で探した休憩地点は、そのままルート検索時に目的地として設定したり、ルート検索後にルート上に近い場所を探して中間目的地に設定したりできる。訪問先へのルートを検索した後、車両が停められる休憩地点を簡単に検索・ルート設定することが可能で、検索時間や手間削減が期待できるとみている。
休憩地点の口コミ情報を投稿する場合は、現在地周辺の5カテゴリーの施設から、投稿したいスポットを選ぶと、お薦めの理由を記入できる。自分の選択している車両サイズ情報と合わせて投稿される。
(藤原秀行)※いずれもナビタイムジャパン提供