受理は国内3件目、最大積載重量20kg
国土交通省は11月10日、プロドローンから改正航空法に基づき、有人地帯上空を目視外飛行する「レベル4」のための「第一種型式認証」の取得申請を同日付で受理したと発表した。
国交省が同認証取得の申請を受理したのはACSL、イームズロボティクスに次いで3件目。今後、基準を満たしているか審査を進める。
プロドローンが申請した機体は「プロドローン式PD6B-CAT3型」で、物資輸送や測量用途で実績のあるPD6Bをベースに安全面の機能を向上させた改良型。製造はJALエンジニアリングが担う。
最大積載重量は約20kg、最大離陸重量は約45kg。プロドローンによると、最大離陸重量が25kgを超える無人航空機としては日本で初めての第一種型式認証の申請という。
型式認証を申請した機体のベースとなるPD6B(プロドローン提供)
(藤原秀行)