ANAと弁当宅配のナッシュ、「2024年問題」考慮し冷凍食品の航空輸送で連携

ANAと弁当宅配のナッシュ、「2024年問題」考慮し冷凍食品の航空輸送で連携

最大2日間のリードタイム短縮、費用値下げも

全日本空輸(ANA)と弁当宅配のナッシュ(大阪市)は11月21日、冷凍食品の航空輸送で連携を開始したと発表した。最大2日間の輸送リードタイム短縮を実現した。

初便は11月1日のNH771便(大阪伊丹空港8時30分発、新千歳空港10時15分着)だった。

大阪の物流センターの仕分け場から北海道の宅配業者まで、保冷コンテナ一貫輸送に移行して高品質な保冷輸送を確保。トラックドライバーの長時間労働規制が強化される「2024年問題」を見据え、旅客定期便を使用した長距離輸送を実現し、安定的な輸送体制の構築を図る。


(いずれもプレスリリースより引用)

両社の連携で物流の業務・経路を効率化していることにより、総合的なコスト削減を促進、北海道地域の消費者に輸送費値下げの形で利便性向上を図っている。

(藤原秀行)

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