Japan Drone、地方版第2弾を大阪で24年12月に開催へ

Japan Drone、地方版第2弾を大阪で24年12月に開催へ

オンライン説明会で公表、万博盛り上げも

日本UAS産業振興協議会(JUIDA)とコングレは12月5日、国内随一の規模を持つドローンの国際展示会「Japan Drone」の2024年の開催概要に関する説明会をオンラインで開催した。

9回目となる24年は6月5~7日の3日間、これまでと同じく千葉市の幕張メッセで実施。同時に、「空飛ぶクルマ」に関する展示会「次世代エアモビリティEXPO」を併催することを発表した。

Japan Droneと次世代エアモビリティEXPOを同時に開催するのは3回目。ドローンや空飛ぶクルマに関連する技術、ソリューションを多数展示するほか、有識者らによる講演などを通じた情報発信にも注力する。

担当者は24年の新たな取り組みとして、これまでの屋内に加えて、新たに初めて屋外でもドローンのデモフライトを行う方向で調整していることを紹介。「水中用ドローン」などの先進的な技術も積極的に取り上げる姿勢を強調した。

さらに、地方版のJapan Droneを、2022年の福岡に続く第2弾として、大阪市内で24年12月に開くことも公表した。地方でのドローン活用や人材育成の機運を高めるとともに、大阪・関西万博の開催を目前に控え、空飛ぶクルマをPRする狙いもある。

24年のJapan Droneと次世代エアモビリティEXPOは来場者の目標を2万人(23年開催時は1万9008人)、出展企業・団体は300(同239)を目指す。

説明会でJUIDAの鈴木真二理事長(東京大学名誉教授)は、24年がJUIDA創設10周年に当たることに触れ「昨年までに続いて展示と議論の場を提供することで、ドローン関連産業の発展に貢献していきたい」と意欲を語った。


今年6月開催のJapanDrone会場

(藤原秀行)

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