太平洋工業、温度ロガー「e-WAVES」でコストと機能絞った導入容易な新モデルを24年1月リリースへ

太平洋工業、温度ロガー「e-WAVES」でコストと機能絞った導入容易な新モデルを24年1月リリースへ

計測対象を温度と位置に限定、価格も抑制

太平洋工業は12月22日、温度ロガー「e-WAVES(イーウェーブズ)」に関し、コストと機能を抑えた新モデル「e-WAVES LTE Lite(イーウェーブズ エル・ティ・イー ライト)」を2024年1月にリリースすると発表した。

食品や医薬品をはじめ、化学原料や美術品など、輸送時の品質管理や保管環境のモニタリング需要が年々高まっているのを考慮。「e-WAVES」はデバイスとソフト(Webシステム)を全て標準でパッケージ化しており、社内インフラやソフトの準備がなくても、温度をリアルタイムに管理できるようサポート。併せて、月額レンタルで、初期コストを抑えて導入できるよう配慮している。

新モデルは計測対象を温度と位置に絞ったエントリーグレードと位置付けており、搭載部品を限定することで、より導入しやすい価格設定を実現した。測定温度は-80~80℃を想定している。

(藤原秀行)※いずれも太平洋工業提供

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