中央自動車工業のアルコール検知器とスマートドライブのクラウド型車両管理システムが連携

中央自動車工業のアルコール検知器とスマートドライブのクラウド型車両管理システムが連携

「白ナンバー」の使用義務化受け、責任者の負荷軽減図る

ボディコーティングやアルコール検知器の開発・製造・販売などを手掛ける中央自動車工業(大阪市)とスマートドライブは1月19日、中央自動車工業の電気化学式センサー採用アルコール検知器「ネオブルー」とスマートドライブのクラウド型車両管理システム「SmartDrive Fleet」の連携を開始したと発表した。


(両社提供)

2023年12月に始まった「白ナンバー」車両を運行する一定規模以上の事業者に対する「アルコールチェッカーの使用義務化」で、車両管理責任者の負荷が大きくなっているのを考慮。精緻で網羅的なアルコールチェックと車両管理・安全運転の実施を後押しする。

「ネオブルー」は警察や団体、官公庁、企業などで広く採用されているアルコール検知器「ソシアックシリーズ」で培った技術と知見を投入して開発しており、検知器とスマートフォンをBluetoothで接続し、検知結果に加えて検知者情報や位置情報などをさまざまなクラウドサービスと接続できるようにしている。

「SmartDrive Fleet」は営業や配送・運送の車両をWebやスマートフォンでリアルタイムに管理できるのが特徴。交通事故や車両にまつわるコスト削減のサポート、稼働率などの分析レポートの提供、日報の自動化や各種通知機能などを備えている。
 
両社の強みを組み合わせ、白ナンバー車両を持つ事業者の業務負荷軽減と安全対応の徹底を促進したい考え。

(藤原秀行)

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