洋服の大量廃棄改善図る
FUNEE(ファニー)は1月31日、ファッションに特化したフリーマーケット(フリマ)サービス「digdig(ディグディグ)」を同日、正式にリリースしたと発表した。
出品作業を簡略化してハードルを圧倒的に下げ、不要な洋服のうち68%がゴミとして捨てられている現状の改善に貢献したい考え。ただ、当初は出品を審査制としており、一定期間を経て出品条件を緩和する予定。
digdigは「不要な洋服を楽に出品したい」と「不要な洋服を希望する価格で売りたい」を実現させることを狙いに掲げている。出品希望者はdigdigから届く袋(出品キット)に洋服を詰めて発送、希望する販売価格を入力すれば出品作業は終了する。
採寸や撮影はdigdig側で行い、梱包や発送も容易にすることで、利用しやすくする。
売れなかった洋服はリサイクル工場と協力し、資源として再利用する。
(藤原秀行)※いずれもFUNEE提供